BBでのAI活用 試みの目的
現在流通している様々な生成AIツールをできるだけ利用し、BBプロモーションで現在制作の主流となっているe-ディテーリング動画を作成する

原稿作成(ChatGPT 2025年2月に実施)
ドクター登場場面の作成(実写風)
画像生成・動画生成ともにAdobe Fireflyを使用。モデルは画像【Nano Banana】動画【veo3】
ドクター登場場面の作成(アニメ風)
画像生成・動画生成ともにAdobe Fireflyを使用。モデルは画像【Nano Banana】動画【veo3.1】
図表等のビジュアル作成について
ナレーションについて
字幕入れについて
音楽について
難しい部分・現状ではシーンをまたぐ映像に音楽や効果音をつけていくのは不得意(時間制限10秒など)
・映像をアップロードして音楽や効果音を生成するサービスは存在する。映像をUPして1shot的な効果音をつけることも可能(ただし時間制限がある)
できる部分・現時点のベストなワークフローとしては、音楽をSUNOなどのサイトで生成。編集ソフト上(プレミア)のAI支援機能で音楽の長さを自動調整。
・今回の楽曲はあらかじめ4小節ほど制作。SUNOを用いてアレンジを行っている。例えば「こういう感じの曲」というイメージさえあれば、4小節程度の制作でオリジナル曲が制作可能。(文字だけでも生成できます)
完成動画
考察
原稿作成・参照元にあたり内容の正確性をチェックする必要はあるものの、論文から要点を抽出して解説する動画台本には必要十分なレベルと感じた。
・web上で閲覧可能な論文でのトライだったのでタイトルのみの入力で原稿を作成できたが、閲覧不可な論文の場合は全文をテキスト入力する必要がある。
ドクター登場場面の作成
・服の色を変更する修正でも、その後の動画反映(動きなど)が上手くいくかは微妙。
・現状veo3では8秒しか生成できないため登場する箇所を絞って数なら使用できそう?
・ドクターの動画生成の際声が変わってしまう可能性がある。
・うまく喋らないカメラのアングルが変わる、人物が動くなど運次第でうまく生成ができない可能性がある。
図表等のビジュアル作成について・図表の信憑性などの点からも現状は使用は難しそうです。
・修正が出た際も細かく調整はできない。
・動画のイメージ、コンテやサンプルなどでの使用が考えられる。
ナレーション
【ソフトA】
活用の現状:現場でのナレーションミスに後日気づいた際、ミス修正が可能
利点:イントネーション調整作業をせずともある程度自然な音声が生成される
課題:専門用語・数字が上手く読めない&ひらがな等で再生成が必要
【ソフトB】
活用の現状:文字読み上げ+イントネーション調整といった、AI+人力で現状は活用
利点:その場でクレジットを消費せず、細かい修正、編集が可能
課題:平坦でAIボイス感が出てしまう。
字幕入れについて・文節や区切りは微妙なので使用する場合はたたき台として使用してそこから手作業で調整するのが良さそう。
・文字起こしも精度に問題があるので調整は手作業。
・かなり手作業での調整が入るため現状あまり使用を考えるところではない。
音楽・カット跨ぎの効果音の生成は難しい。映像をアップロードして音楽をつけるサービスに関しても、難しい部分があります。(ワンショットはできる。映像に関しても秒数制限)
・現状の音楽生成はSUNOが最適解。プロンプト、もしくは数秒のモチーフから楽曲が生成できる。
・SOUNDRAWなどの国産AI音楽生成は著作権の問題はクリアされているものの、楽曲という観点からはSUNOには及ばない。
